加賀繍IMAIの技の歴史は、いまから100年前までさかのぼります。
加賀繍の老舗工房「ぬいの今井」は、1912年今井助太郎により石川県金沢市にて創業されました。二代目福枝、三代目潔と受け継がれ、これまで多くの職人・弟子を輩出してきました。
加賀繍IMAIの代表横山佐知子は、「ぬいの今井」の創業者の曾孫にあたり、幼少より祖母福枝の姿を見ながら加賀繍に親しみ、20歳の頃から本格的に「ぬいの今井」に弟子入りし、2008年には国指定の伝統工芸士に認定されました。その後、加賀繍のモチーフを現代的にアレンジした一点ものを中心に、創作活動を本格化させ、2011年に「加賀繍IMAI」として工房を立ち上げました。
加賀繍IMAIは100年の伝統と技法を守り、そして発展させ、新しい加賀繍を創造していきます。
加賀繡は、室町時代初期に加賀地方への仏教布教とともに、主に仏前の「打敷」、僧侶の「お袈裟」など荘厳飾りとして伝えられた手刺繍の技法です。
糸を何重にも重ねて縫い、立体的に見せる「肉入れ繡」や絹糸の色を変えながらグラデーションをつけていく「ぼかし繡」が特徴です。
色あざやかな絹の糸に、金糸、銀糸の輝き、熟練の職人技によってひと針ひと針、丁寧に繡あげて描き出される華やかで奥ゆかしい模様が、この上ない美しさを放っています。
[リニューアルオープンのご案内]
平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
さて、このたび店舗の改装が完了し、新装開店いたしました。
これも皆様の変わらぬお引き立てのおかげと、心より感謝しております。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
2020年10月2日 Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポン(「紙クーポン」「電子クーポン」両方とも)使えます。
2019年10月22日 『北國新聞』
昭和天皇即位礼の際に、金沢市が献上した加賀繍作品「加賀地方花鳥図刺繍壁掛」2点が、 創業者 今井助太郎が手掛けた作品であることがわかり、北國新聞に掲載をしていただきました。詳細はこちらから