加賀繡IMAIの技の歴史は、今から100年前までさかのぼります。
加賀繡の老舗工房「ぬいの今井」は、1912年、今井助太郎により石川県金沢市にて創業されました。
2代目福枝、3代目潔と受け継がれ、これまで多くの職人・弟子を排出してきました。
加賀繡IMAIの代表、横山佐知子は、「ぬいの今井」の創業者の曾孫にあたり、幼少より祖母福枝の姿を見ながら加賀繡に親しんできました。20歳の頃より本格的に「ぬいの今井」に弟子入りし、2008年には国指定の伝統工芸士に認定されました。
その後、加賀繡のモチーフを現代的にアレンジした一点物を中心に、創作活動を本格化させ、2011年に「加賀繡IMAI」として工房を立ち上げました。